FX の口座は 1,243万、取引したのは 5.7% 業界統計で見る個人の FX

金融先物取引業協会の四半期統計で、2026年度1Q(2026年4〜6月)の店頭 FX の顧客口座数は 12,430,116、その四半期に取引の実績があった口座は 712,096(5.7%)でした。

データ更新
顧客口座数
1,243万
四半期に取引した口座
5.7%
預託金が増えた口座(平均)
44.8%

口座数と、実際に取引した口座の数

毎年同じ四半期(4〜6月)の値を並べました。取引実績口座数は、その四半期に取引のあった口座の数です。顧客取引証拠金は、顧客が FX 業者に預けている証拠金の合計で、取引した口座 1 つあたりに直すと 290万円、口座全体で割ると 17万円です。

店頭 FX の四半期統計(顧客全体・2026-10-27 取得)・1 口座あたりと個人(顧客全体 − 法人顧客)は当サイトの計算
四半期顧客口座数取引実績口座数取引した割合顧客取引証拠金取引した口座 1 つあたりの証拠金個人の口座数
2007年度1Q(2007年4〜6月)787,383275,63135.0%5,484億円199万円-
2008年度1Q(2008年4〜6月)1,533,344406,21626.5%5,906億円145万円-
2009年度1Q(2009年4〜6月)2,423,324562,20623.2%4,965億円88万円2,405,609
2010年度1Q(2010年4〜6月)3,229,358611,16018.9%5,826億円95万円3,211,153
2011年度1Q(2011年4〜6月)3,611,213627,26217.4%7,182億円114万円3,585,234
2012年度1Q(2012年4〜6月)4,043,949547,63213.5%8,474億円155万円4,004,948
2013年度1Q(2013年4〜6月)4,721,251706,18415.0%10,326億円146万円4,673,597
2014年度1Q(2014年4〜6月)5,338,666612,87711.5%11,572億円189万円5,284,399
2015年度1Q(2015年4〜6月)5,941,043692,73211.7%13,923億円201万円5,883,616
2016年度1Q(2016年4〜6月)6,421,806704,65711.0%11,836億円168万円6,362,333
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店頭 FX の四半期統計(顧客全体・2026-10-27 取得)・1 口座あたりと個人(顧客全体 − 法人顧客)は当サイトの計算(続き: 11〜20行目)
四半期顧客口座数取引実績口座数取引した割合顧客取引証拠金取引した口座 1 つあたりの証拠金個人の口座数
2017年度1Q(2017年4〜6月)6,897,118672,1679.7%12,782億円190万円6,834,885
2018年度1Q(2018年4〜6月)7,513,562692,4439.2%14,149億円204万円7,449,772
2019年度1Q(2019年4〜6月)8,128,302731,8719.0%14,785億円202万円8,064,555
2020年度1Q(2020年4〜6月)8,814,037781,9368.9%15,181億円194万円8,747,824
2021年度1Q(2021年4〜6月)9,470,605781,2918.2%16,410億円210万円9,404,098
2022年度1Q(2022年4〜6月)10,288,474841,5168.2%18,310億円218万円10,218,106
2023年度1Q(2023年4〜6月)10,967,723791,2977.2%19,399億円245万円10,893,792
2024年度1Q(2024年4〜6月)11,615,329851,9417.3%20,059億円235万円11,540,129
2025年度1Q(2025年4〜6月)11,818,046743,2166.3%18,698億円252万円11,741,192
2026年度1Q(2026年4〜6月)12,430,116712,0965.7%20,648億円290万円12,350,302

2026年度1Q(2026年4〜6月)の法人顧客の口座は 79,814で、口座の 0.6%です。残りの 12,350,302 口座は個人の口座と考えられます(協会の統計に「個人」の欄は無く、顧客全体から法人顧客を引いた値です)。1 人が複数の会社に口座を持つことがあるため、口座数は人数ではありません。

2016年度1Q(2016年4〜6月)は口座 6,421,806・取引した口座 704,657(11.0%)で、口座の数は 1.9 倍になりましたが、取引した口座の数は 1.01 倍でした。

預託金が実質的に増えた口座の割合(四半期)

協会は、四半期の間の実現損益・評価損益の増減・スワップポイントの損益の合計で、口座の預託金が実質的に増えたか減ったかを数えています(入金と出金の分は除く)。

45 四半期(2015年度〜2026年度)の増えた口座の割合は、平均 44.8%、最も低い四半期 24.24%、最も高い四半期 60.78% でした。増えた口座が減った口座を上回ったのは 15 四半期で、残りの 30 四半期は減った口座のほうが多くなっています。

預託金増減口座数割合(直近 8 四半期・2026-10-27 取得)
四半期増えた口座減った口座
2024年度2Q(2024年7〜9月)27.04%72.96%
2024年度3Q(2024年10〜12月)52.54%47.46%
2024年度4Q(2025年1〜3月)36.38%63.62%
2025年度1Q(2025年4〜6月)45.62%54.38%
2025年度2Q(2025年7〜9月)60.28%39.72%
2025年度3Q(2025年10〜12月)56.88%43.12%
2025年度4Q(2026年1〜3月)57.65%42.35%
2026年度1Q(2026年4〜6月)60.78%39.22%

協会の解説は、この値が「お客様全体の過去の状況」で今後の投資成果を示すものではないこと、減った口座の割合が上回っても FX 業者が利益を得ているとは限らないことを書いています。円安・円高が一方向に進んだ四半期は、その方向に建玉を持っていた口座が多いかどうかで値が大きく動きます。

顧客全体の損益の合計(月次速報の預託額情報)

月次速報の「顧客区分管理必要額正味増減額」は、月末の必要額から前月末の必要額と入金を引き、出金を足した値で、協会の解説では 1 か月の FX の実現損益・評価損益の増減・スワップの損益の合計に相当します。2015年5月〜2026年9月の 137 か月を足すと −2.23兆円で、プラスの月は 57 か月でした。

預託額情報の暦年ごとの合計(2026-10-27 取得)・合計は当サイトの計算・正味増減は 2015年5月から
年顧客の入金顧客の出金正味増減(損益に相当)
2015年(8か月)13,499億円11,901億円−2,225億円
2016年20,152億円16,996億円−4,511億円
2017年17,199億円15,539億円−322億円
2018年18,941億円16,135億円−2,673億円
2019年19,131億円16,697億円−1,154億円
2020年23,853億円20,376億円−2,997億円
2021年20,511億円19,000億円−964億円
2022年34,613億円30,077億円−3,410億円
2023年32,134億円30,009億円−1,183億円
2024年33,700億円30,511億円−3,593億円
2025年30,485億円29,648億円202億円
2026年(9か月)24,556億円24,231億円539億円

月次速報は会員の任意の協力による調査で、全会員の報告による四半期統計とは一致しないと協会は書いています。正味増減額は FX 業者の損益額とは異なります。値は後から修正されることがあります。

ロスカットの後に未収金が出た件数

相場が急に動くと、ロスカットの注文が想定より不利な価格で約定し、預けた証拠金を超える損失(業者への未収金)が出ることがあります。

協会が公表する直近 12 か月では、個人の店頭 FX で 110 件・合計 5,589 千円で、最も多い月は 2026年7月の 43 件、最も少ない月は 0 件で、月によって大きく違います。口座数に比べると少ない件数ですが、ロスカットがあっても預けた額を超える損失は起きています。

ロスカット等未収金発生口座数(月次・速報・2026-10-27 取得)
年月個人・店頭の件数個人・店頭の金額(千円)法人の件数法人の金額(千円)
2025年10月44600
2025年11月2100
2025年12月563114
2026年1月22600
2026年2月2032800
2026年3月2628100
2026年4月622200
2026年5月21900
2026年6月0000
2026年7月434,603445
2026年8月001249
2026年9月0025

よくある質問

国内の FX の口座はいくつあり、そのうち実際に取引した口座はどれくらいですか

金融先物取引業協会の四半期統計で、2026年度1Q(2026年4〜6月)の店頭 FX の顧客口座数は 12,430,116 口座、その四半期に取引の実績があった口座は 712,096 口座(5.7%)でした。

FX で資産が増えた口座の割合はどれくらいですか

同協会の「預託金増減口座数割合」で、四半期の実現損益・評価損益の増減・スワップの合計で預託金が実質的に増えた口座の割合は、45 四半期の平均で 44.8% でした。増えた口座が減った口座を上回ったのは 45 四半期のうち 15 四半期です。過去の状況で、今後の投資成果を示すものではありません。

ロスカットで預けたお金を超える損失が出ることはありますか

あります。同協会の「ロスカット等未収金発生口座数」で、2025年10月〜2026年9月の 12 か月に、個人の店頭 FX でロスカット等の後に未収金(預けた証拠金を超えた損失)が出た件数は合計 110 件、金額は合計 5,589 千円でした。

数字の読み方

口座数は「口座を作った数」で、使っていない口座や複数の会社に口座を持つ人を含みます。四半期に取引した口座の割合が下がり続けているのは、口座開設のキャンペーンなどで作られたまま使われていない口座が積み上がっている可能性がありますが、統計からその理由までは分かりません。

損益に相当する値は顧客全体の合計で、一人ひとりの結果は取引のしかたで大きく違います。FX は証拠金の 25 倍まで取引できるレバレッジ取引で、為替の変動で預けた証拠金を上回る損失が出ることがあります。

データの出典と取り方

出典
金融先物取引業協会「四半期統計」(店頭外国為替証拠金取引の状況・預託金増減口座数割合情報)、「店頭FX月次速報」(預託額情報)、「ロスカット等未収金発生口座数(月次・速報)」、「顧客預託金の増減額および増減口座数の割合に関する情報について(解説)」
取り方
協会の掲載ページにあるその時点の Excel ファイルと表を読み、値をそのまま使っています。1 口座あたり・個人(顧客全体 − 法人顧客)・暦年の合計は当サイトの計算です。協会はこの集計に関与していません
取得日

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