FX の手法の基本 トレンドフォロー・押し目・レンジと損切りの幅(ドル円 992 日の集計)
ドル円の日足 992 日(2023-01-02〜2026-10-28)では、終値が 20 日移動平均より上の日の翌日に上がった割合は 57.4%、下の日は 53.3%でした。1 日の値幅の中央値は 113銭(1,000 通貨で 1,134円)です。
FX の入門書や各社の解説でよく出てくる手法の型を、ドル円の過去の値動きで数えると何が分かるかをまとめました。過去のデータの集計で、将来の値動きや取引の成果を示すものではありません。売買の推奨ではありません。スプレッド・手数料は含めていません。
データ更新
手法の型と過去のドル円
過去のデータの集計で、将来の値動きや取引の成果を示すものではありません。売買の推奨ではありません。期間・通貨ペア・移動平均の日数を変えると割合は変わります。
トレンドフォロー
値動きの向き(上昇・下降の流れ)に合わせて取引する考え方です。流れの判定によく使うのが移動平均で、上の表では「終値が直前 20 日の終値の平均より上か」で分けました。流れが続く局面では損益が伸びやすく、向きが変わる局面では損切りが続くことがあります。
押し目買い・戻り売り
上昇の流れの中の一時的な下げで買う(下降の流れの中の一時的な上げで売る)考え方です。どこまで下げたら「押し目」でなく「流れの変化」と見るかを先に決めておかないと、損失が広がります。
レンジの取引
一定の幅の中で上下している期間に、幅の上側で売り・下側で買う考え方です。この期間のドル円は、終値が直前 20 日の高値と安値の範囲の中で終わった日が 86.6%、20 日の値幅の中央値は 578銭でした。範囲を抜けると、レンジの取引は逆向きの損失になります。
損切りの幅とふだんの値動き
始値で買い、その下に損切り(逆指値)を置いたとき、その日のうちに損切りの価格まで下げた日の割合です。幅が狭いほど、ふだんの値動きで損切りになる日が多くなります。ドル円の 14 日の平均の値幅(ATR)の中央値は 125銭でした。
過去のデータの集計で、将来の値動きや取引の成果を示すものではありません。売買の推奨ではありません。損失の額はスプレッド・手数料・約定の価格のずれを含みません。口座の資金に対する損失の上限から幅を決める計算はFX の始め方の手順 5、取引量と損益の計算はFX の損益・ロット計算でできます。
少額で試す順番
- デモ口座で、手法の型ごとに注文・逆指値・決済の流れを試す(デモ口座)
- 最小単位(1 通貨・1,000 通貨)で、損切りの幅と 1 回の損失の額を決めてから取引する(FX の始め方)
- 取引の記録(入った理由・損切りの幅・結果)を残し、型ごとの損益を数える
よくある質問
FX の手法にはどんな種類がありますか
値動きの向きに合わせるトレンドフォロー、上昇の途中の一時的な下げで買う押し目買い(下降の途中の戻りで売る戻り売り)、一定の幅の中での上下を狙うレンジの取引が、よく説明される型です。どの型にも、うまくいかない局面があります。
損切りの幅はどう決めますか
1 回の損失を口座の資金の一定の割合以内にする決め方や、ふだんの値動きの幅(ドル円の 14 日の平均の値幅の中央値は 125銭)より狭すぎない幅にする決め方があります。幅が狭いほど、ふだんの値動きで決済される回数が増えます。
この集計どおりに取引すれば利益になりますか
なりません。過去のデータの集計で、将来の値動きや取引の成果を示すものではありません。売買の推奨ではありません。スプレッドや手数料、約定の価格のずれも含んでいません。
データの出典と取り方
- 取り方
- 日足の始値・高値・安値・終値から、20 日移動平均(当日を含まない直前 20 日の終値の平均)・直前 20 日の高値と安値・14 日の平均の値幅(ATR)を計算し、翌日の終値の上げ下げと始値からの下げ幅を数えました
- 期間
- 〜(992 日)
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