ドル円の窓開けと窓埋めの統計

2023-01-09〜2026-10-26 の週明け 197 回で、金曜の終値と月曜の始値の差(窓)の大きさの中央値は 6.9 銭(1,000 通貨で 69 円)、30 銭以上の窓は 12%、窓が開いた週の 84% は月曜のうちに金曜の終値の水準へ戻りました(GMO コイン 外国為替 FX の公開 API のドル円 日足・取得日 2026-10-28)。

過去のデータを集計した結果で、将来の値動きを示すものではありません。特定の曜日・日付・時刻での売買をすすめるものではありません。

データ更新
窓の中央値
6.9銭
30 銭以上の窓
12%
月曜のうちに戻った
84%

窓とは

FX は土日に取引ができないため、週末にニュースが出ると、月曜の朝の最初の値(始値)が金曜の最後の値(終値)から離れて始まることがあり、チャートの上で空いた隙間を「窓」と呼びます。このページでは窓の大きさを銭(0.01 円)で表し、1,000 通貨なら 1 銭あたり 10 円の差になります。

窓の大きさ

週明け 197 回・ドル円 BID・|月曜の始値 − 金曜の終値|
区分窓(銭)1,000 通貨1 万通貨
中央値6.969 円690 円
平均15.6156 円1,557 円
大きいほうから 10% の週33.3333 円3,330 円
期間の最大(2025-10-06)164.01,640 円16,400 円

2026-10-27 の終値(157.900 円)で、1,000 通貨をレバレッジ 25 倍(個人の FX の上限)で持つときの必要証拠金は約 6,316 円です。期間の最大の窓 1,640 円は、その約 26% にあたりました。平日の 1 日の値幅はドル円は 1 日に何銭動くかにあります。

大きさごとの回数と、窓が埋まった割合

窓の大きさの階級ごと・「月曜のうちに」は月曜の取引日の高値か安値が金曜の終値に届いた回数
窓の大きさ回数割合月曜のうちに戻ったその週のうちに戻った
0〜5 銭未満7438%71/72(99%)72/72(100%)
5〜10 銭未満4221%36/42(86%)38/42(90%)
10〜30 銭未満5729%44/57(77%)55/57(96%)
30〜50 銭未満105%8/10(80%)9/10(90%)
50〜100 銭未満95%2/9(22%)7/9(78%)
100 銭以上53%2/5(40%)3/5(60%)

差が 0 の週(2 回)は「戻った」の数に入れていません。「戻った」は金曜の終値の水準に一度でも届いたかどうかで、そこまでにどれだけ逆へ動いたかは表しません。

5 銭未満の窓は、月曜の朝のスプレッドの広がりと同じくらいの大きさで、多くはその日のうちに金曜の水準を通り過ぎました。30 銭以上の大きな窓では、月曜のうちに戻ったのは 24 回中 12 回でした。

上に開いた窓と下に開いた窓

差のあった 195 回のうち、上(円安・ドル高)は 79 回、下(円高・ドル安)は 116 回です。毎週の向きが五分五分で決まるとしたとき、これ以上に片寄る確率は 1%(二項分布・両側)で、約 4 年の記録の中の片寄りです。

年ごと・月曜の日付で区切る・2023 年と 2026 年は 1 年の一部
年週明け窓の中央値(銭)上下月曜のうちに戻った
2023年505.7173390%
2024年525.4183384%
2025年5210.8232979%
2026年4310.0212181%

窓の大きかった週明け

窓の大きい順 8 回(銭・+ は上に開いた窓)
月曜金曜の終値月曜の始値窓1,000 通貨月曜のうちに戻った
147.442149.082+164.01,640 円いいえ
146.925145.494−143.11,431 円はい
131.197132.452+125.51,255 円いいえ
135.023133.858−116.51,165 円はい
155.714154.566−114.81,148 円いいえ
147.785146.807−97.8978 円いいえ
145.332146.130+79.8798 円いいえ
152.887152.183−70.4704 円いいえ

年末年始・クリスマスの休み明け

金曜から月曜の週末ではない休み(6 回)は上の集計から外しました。2023-12-22(金)→ 2023-12-26(火)は −11.7 銭、2023-12-29(金)→ 2024-01-02(火)は −14.8 銭、2024-12-24(火)→ 2024-12-26(木)は +7.5 銭、2024-12-31(火)→ 2025-01-02(木)は −15.5 銭、2025-12-24(水)→ 2025-12-26(金)は −12.9 銭、2025-12-31(水)→ 2026-01-02(金)は +4.8 銭です。

ドル円の窓開けと窓埋めの統計のよくある質問

ドル円の窓開けはどれくらいの確率で起きますか

2023-01-09〜2026-10-26 の週明け 197 回のうち、金曜の終値と月曜の始値が同じだったのは 2 回で、残りの 195 回は少しでも差がありました。差が 10 銭以上は 41%、30 銭以上は 12%、1 円(100 銭)以上は 3%です。過去のデータを集計した結果で、将来の値動きを示すものではありません。特定の曜日・日付・時刻での売買をすすめるものではありません。

窓は埋まりますか

窓が開いた 195 回のうち、月曜の取引日の中で金曜の終値の水準まで戻ったのは 163 回(84%)、その週のうちに戻ったのは 184 回(94%)でした。小さな窓ほど戻りやすく、30 銭以上の窓では月曜のうちに戻ったのは 24 回中 12 回(50%)です。戻るまでにさらに逆へ動いた週もあり、この割合は損益を表すものではありません。

週末に持ち越すと、窓でいくら動きますか

窓の大きさの中央値 6.9 銭は 1,000 通貨で 69 円、大きいほうから 10% の 33.3 銭は 333 円、期間の最大の 164.0 銭(2025-10-06 の週明け)は 1,640 円にあたります。週末のあいだは取引ができないため、損切りの注文を置いていても、月曜は窓の先の値で約定することがあります。

窓は上と下のどちらに開くことが多いですか

差のあった 195 回のうち、上(円安・ドル高)が 79 回、下(円高・ドル安)が 116 回でした。上下が五分五分の偶然でこれ以上に片寄る確率は 1% です。期間を区切ると割合は変わり、年ごとの数は下の表にあります。

データの出典と集計の方法

出典
GMO コイン 外国為替 FX の公開 APIのドル円(USD/JPY)の日足(BID・売値)。GMO コインは国内の登録業者(第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 3188 号)です。
期間
〜 の取引日 991 日(この API の日足は 2023 年から取れます)
窓
月曜の取引日の始値 − その前の金曜の取引日の終値。1 日は GMO コインの取引日(日本時間の朝 6 時〜翌朝 6 時、米国の冬時間は 7 時から)です。
戻った
上の窓は安値が、下の窓は高値が、金曜の終値に届いたかどうか。「その週のうちに」は月曜から次の休みの前の取引日までの日足で見ています。
取得日

過去のデータを集計した結果で、将来の値動きを示すものではありません。特定の曜日・日付・時刻での売買をすすめるものではありません。数字は BID(売値)だけから計算した値で、月曜の朝に広がりやすいスプレッド(買値と売値の差)は入っていない点にご注意ください。業者によって月曜の取引の始まる時刻と最初の値は少しずつ違います。

関連: 時間帯と曜日の統計 / 月末のロンドンフィックス / ロスカットでの未収金の例

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